愛媛県四国中央市のふるさと納税返礼品、十川製紙さんの「書道半紙(清書半紙)2000枚(納税額1万円)」をレビューします。
書道用半紙をふるさと納税でゲットしよう!
書道を習っている私。毎日練習するので、紙の消費量がえげつない…!
なにげに家計を圧迫するので、ふるさと納税で欲しいものとして真っ先に思い浮かんだのが、書道用半紙。
しかし、はたして書道用半紙が返礼品の中にあるのだろうか…。
愛媛県四国中央市の十川製紙「書道半紙2000枚」
ふるさとチョイスで検索してみたところ、ひとつだけヒットしました。
愛媛県四国中央市の十川製紙さんの、「書道半紙2000枚」です。機械漉きです。
オンラインショップ(書道半紙清書1000枚|書道用品通販の半紙屋e-shop)でのお値段は、1000枚で税込2,129円の品です(つまり2000枚で4,258円)。
半紙がどーんと到着
11/20に申し込み、11/27に届きました。
どっしりとした荷物。重さ約5,5kgです。
段ボールの中には、1000枚入りの箱が2つ入っていました。
ビニールひもを解いて、ひと箱開けてみます。
思ったよりしっかりした質感の半紙が現れました。
さすが、1000枚あると、ぶ厚いですね。たくさん練習できちゃいます…!
いざ試し書き!手持ちの紙と比較
試し書きをして、書き味を確認してみましょう。
米法(罫線入り)下敷きの赤線の透け具合はこんな感じです。↓
私が普段使用している別の半紙と比較してみます。手持ちの3種類で比べますね。
↑
右上:毛筆書写技能検定用紙(文部科学省後援の毛筆書写技能検定の実際の試験でも使用されている半紙。薄い紙で、にじみやすい。クリーム色の紙。正直、あんまり好きな書き味ではない。笑)
左上:三多軒 松雪(書道教室の先生おすすめの清書用半紙。そこそこ厚い紙で、多少にじみやすい。かすれも比較的出る。ほぼ白色の紙)
中央:十川製紙 書道半紙(清書半紙)(今回のふるさと納税返礼品。これからご紹介します)
それぞれの紙に、固形墨(玄勝堂 固形墨 松鶴斉寿)をすって書いてみました。
↑中国のアプリで文字入れしたので、漢字の字体が日本と違いますが、お気になさらず…汗
十川製紙書道半紙の色は、真っ白です。厚さは、松雪と同じくらいで、それなりに厚みありです。松雪よりもパリッとした紙質です。
書いた後にシワシワになりにくいように、長い繊維を使用しているそうです。普通の半紙は、乾く前に新聞紙などでよく挟んでおかないと、縮んでシワが寄りゴワゴワになりがちなので、ありがたいポイントですね。
書き味は、つるつる滑りやすいです。
普段愛用している松雪に比べて引っかかりがないので、慣れるまで書きにくかったです。
反面、にじみにくいので、子供や初心者でも書きやすいと思います。
かすれは出にくいです。その代わりに、墨の含みが少なくなっても墨付きが良いです。
墨色は薄めに出ますね。
私はこの十川製紙書道半紙を、普段の練習用としてはもちろん、月間書道誌に提出する楷書作品清書用として使用しています。
ただし、かすれやにじみを出したい行草、漢字仮名交じりなどには、もしかしたら向いていないかもしれません。
また、展覧会などで、濃い目の墨色で見映えを狙いたい場合も不利かもしれないですね。
※以上、あくまで、いち素人の感想でした。悪しからず。
さいごに
色々と書きましたが、好みはあれど、とても質の良い紙だと思います。
なんといっても、2000枚の半紙があれば、気兼ねなく練習できるので、書道の腕も上達しそうです♪
ふるさと納税返礼品というと、食料品や日用品に目を向けがちですが、書道をされている方には、十川製紙さんの「書道半紙2000枚」がおすすめですよ。
使い切ったら、来年も申し込もうと思います。
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