春ということで、新生活おすすめグッズ!
ほったらかしで料理が完成してしまう、台湾の超便利家電「大同電鍋(大同電気釜)」をご紹介します。
2年前に購入してから、ほぼ毎日使っています。自分でもこれほどヘビロテするとは思いませんでした。もう手放せない調理器具です!
そんな「大同電鍋」のおすすめポイント、仕組み、使い方、おいしい簡単レシピを詳しくご紹介します♪
大同電鍋とは?
大同電鍋(大同電気釜)は、1960年に発売された炊飯器。台湾では一家に一台は必ずあるとされる国民的家電です。炊飯器として発売された大同電鍋ですが、炊飯以外の用途にも使われることが多いです。
外釜に入れた水を蒸発させることで加熱する仕組みになっており、炊く、蒸す、煮込む、温めることができます。外釜の水が蒸発し切ると、自動でスイッチが切れます。
電磁波やマイクロ波を出す電子レンジと違って、食材の栄養を壊すことなく調理ができるのも嬉しいポイント。
蒸気の力で、料理がふんわり美味しく仕上がりますよ。
ホットクックと比べてどう?おすすめポイント!
日本の類似の製品(電気鍋)の一例として、勝間和代さんが愛用していることで話題となったシャープヘルシオホットクックがありますが、私は断然、大同電鍋を推します。
※もちろんホットクックは素晴らしい製品です。しかし、費用対効果を考えたときに、大同電鍋で十分なのではないかと私は考えます。
大同電鍋をおすすめするポイントは、以下の通り。
お手頃価格
ホットクックは、7万円前後と、購入するのに勇気のいる価格ですが、大同電鍋は、一番大きいLサイズ(10合)でも、 2万円前後とお手頃価格。
スイッチを入れるだけの簡単操作
操作方法は、メニューにかかわらず、外釜に水を入れてレバーを下げるだけという簡単操作。
どのボタンを押すの?と操作に迷うこともありません。
シンプル構造でお手入れ簡単・故障知らず
お手入れも、パーツが少ないので、内鍋を洗うだけでOKです。
また、シンプルな構造なので故障もしにくく、何十年も使い続けられます。
予約機能はないが、保温機能つき
予約機能はありませんが、保温機能付きなので、あまりデメリットには感じませんよ(ホットクックも、限られたメニューしか予約できないみたいですし…)。
何より、カワイイ♡
大同電鍋のレトロ感のあるフォルム、デザイン、色、全てにおいて可愛すぎですよね…。台湾の雑貨屋さんでも、大同電鍋があしらわれたグッズをよく目にします。
キッチンに置いてあるだけで気分が上がります♪
大同電鍋を使ってみよう!
大同電鍋の仕様と使い方などを、詳しく見ていきましょう。
仕様
上から順に、外フタ、内釜フタ、内釜orスチームプレート、外釜の構造になっています。
フタは内と外の二つ付いてきますが、私は内釜フタは使用していません。内釜フタは、調理後の保存用みたいです。外フタのみあれば調理に困ることはありません。
他にも、しゃもじと計量カップ、感電防止のアース線がついてきますが、こちらも使っていません。アース線に関しては、念のため付けた方が安心かもしれませんが…今のところ付けなくても問題なく使えています。
使い方
内釜もしくはスチームプレートをセットし、外釜に水を入れます(上の写真は内釜をセットしています)。
外釜に入れる水の量は適当です。私は大体マグカップ2/3位を入れています(この量だと15〜20分程度加熱されます。加熱が足りなければ、あとで足せばよいだけなので、アバウトで大丈夫です)。
レバーを下げます。
炊飯ランプが点灯し、加熱されます。
外釜の水が蒸発し切ると、加熱が終わり、ポンッとレバーが上がります。調理終了です。
あらかじめ保温スイッチをオンにしておくと、加熱終了後に自動で保温モードになりますよ(台湾で販売している初期の型は、保温スイッチが付いていないようです)。
レシピ
私がよく作る、超・ずぼらレシピをご紹介します。
カレー
材料を電鍋に入れます。
内釜に入れる水の量は、コンロで作るときに鍋に入れる量より少なくするのが注意点です(内釜と外釜と合わせてパッケージ記載の水量になるようにします。このときは、たしかカレー6皿分で内釜400ml、外釜300ml位だったと思います。それと内釜に赤ワイン少々)。
スイッチON。
スイッチが切れたら、かき混ぜてルーをなじませ、完成です。
材料を炒めてから電鍋に入れる人もいるようですが、初めから電鍋に放り込んでも問題なく美味しく仕上がります。
肉じゃが
材料を入れ、スイッチON。
完成です。
焦げ付きやふきこぼれの心配がないので、煮物も基本的に放っておいて平気です。
より味をしみこませたい場合は、保温スイッチを切ってしばらく放置し(冷めるときに味が染みるので)、食べる直前に再度加熱すると美味しく仕上がりますよ。
豚バラ大根
材料を入れ、スイッチON。※写真の白いつぶつぶは塩麹です。
完成です。この位の染み加減にするには、1,2回再加熱したと思います。
豚の角煮
角煮は本当に美味!!まるでお店の味のようになります!
ビフォーを撮り忘れて、完成後の写真しかありませんが…。
こちらは一手間加えて、電鍋に入れる前に、フライパンで豚バラブロック肉をじゅーっと焼きました(焼かなければ、油でこってり、ぷりっとした仕上がりになります。お好みでどちらでも)。
その後、煮卵、長ネギ、生姜スライスと一緒に、醤油、酒、砂糖を加えて電鍋でコトコト。
3回くらい再加熱したと思います。
お肉柔らか、煮卵も味が染み染みで、ご飯が進む一品です♡
お粥
生米を軽く洗い、お好みの調味料とトッピングを入れます。
生米カップ2/3に対して、内釜に入れる水はこのくらい↑です。
1人前のお粥なら、内釜→米0.5合、水600ml、外釜→水300mlを目安にしていただければと。
スイッチON。
スイッチが切れたら、卵を落として数分ふたをして放置。ほどよく卵が固まったら完成です。
風邪を引いたときに、朦朧とした意識の中でも作れます。簡単。
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…なんだか、レシピ紹介と銘打ちつつ、「材料を入れて、スイッチON!」しか言っていない気がしますね。笑 だって本当にそれだけなんですもの。笑
とにかく、こんなに簡単だよ!ということをお伝えしたかったのです!
他には、豚汁などの汁物や、茶碗蒸しなどの蒸し物も、とっても美味しく仕上がりますよ。
温めるときは?電子レンジ代わりにも
大同電鍋は、電子レンジの代わりとしても使えます。レンジだとパサついたり、温まり方にムラができたりするので、むしろ電鍋の方が美味しく仕上がりますよ。
外釜にプレートを入れて、その上に温めたいものを置き、少量の水を入れてスイッチON。
先日、肉まんを温めたのですが、ほかほかふわふわになって美味でしたよ〜♡
蒸し野菜を作るのも大得意なので、離乳食作りにも活躍しそうです。
まとめ
疲れて料理するのめんどくさいな…というときでも、大同電鍋(大同電気釜)に材料と水を投入してスイッチを入れるだけで、美味しい料理が完成します。
その間に、お風呂に入ったり、趣味や他の家事をしたりと、時間を有効活用することができますよ。
日本でも、もっと普及すればいいのに…!と心から思います。
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台湾に行かないと買えないんでしょ…?と思われるかもしれませんが、数年前に、日本でも楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングにて正規の取扱が始まりました。
私もyahoo!ショッピングで購入しました。日本語の説明書と、可愛らしいレシピブック「大同電鍋のある生活」が付いてきます♪
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